3月末での退職が決定。

上司の方々に報告。
ちょうどお昼。やさしく光が射す会議室にて。
Tさんが同席してくれた。

「働きたいんです。やめたくないんです。」
「だいじょうぶです。働けます。」
と、訴える。



しかしやはり・・・
1年ごとの契約の嘱託職員には産休や育休の制度はないし、
出産の前後に数ヶ月休むなんてことはとてもできないのだった。


お世話になった部長さんから、
「いまは仕事のことなんか考えずに、産んで育てるってことに集中して、
とにかくそのことを一番に考えて、それに専念したほうがいい・・」と言われる。
(あなたのためを思って助言しているんですよ、というメッセージ)


慣例どおり、3月末で契約はいったん終了とのこと。


しかも次年度からの復帰というのも、難しいと言われる。
そのときまでに欠員の補充をするとすれば空きがないということだし、
たとえ空きがあったとしても今後は公募で募集することになるために、
私も他の方々と同じような条件で応募して、審査を経なければならないので
復帰を約束することは難しいとのこと。
(・・・そりゃそうだ・・)



部長さんはなぜか終始とっても機嫌がよく、
ニコニコ(というよりむしろニヤニヤ)としていて、
「これから結婚して、新しい生活が始まるなんて、うらやましい」
「若いっていいなあ」と何度も言われる。




こうして(ほぼ正式に)3月末での退職が決定という事実を
突きつけられて、
「こんなに働きたいのに!!」という気持ちとともに、
世間はやはり甘くないのね・・と改めて思う。


ただ・・・
その場で思わず泣きそうになるほどショックではあったけれど、
一方で、なんだか、ある意味すっきりするというか、
どうなるのかがわからない状態で先が見えなくて悩んでいるよりは、
もうだめなんだ、やめることになるんだってはっきりしたほうが
よっぽどすっきりしたのかも・・とも思う。


でも・・・
やっぱり呆然とする・・。


放心状態。